前回は平仮名の基本的な入力方法をお話しましたので、今回はもう少し先に進みます。
具体的には次の項目の入力方法について簡単に説明します。
- 長音 (伸ばす音)
- 拗音 (小さい「や」「ゆ」「よ」等)
- 促音 (小さい「つ」)
- 濁音、半濁音
- 句読点
1.長音 (伸ばす音)
これは例えば「あー」とか「えー」の伸ばしている記号の部分のことです。
ぱっと見では見当たりませんが、実は「わ行」のキーの中に隠れています。
「わをん」キーをタップすると、「わ」の右側に「ー」が表示されていることが分かります。ですから「わをん」キーをタップして、指を離さずに右側にスワイプすることで「ー」を選択することができます。
より簡単な操作は、「わ」キーでの右向きフリック操作です。
2.拗音と促音
これらは「ひょうじょう」「ちゅうい」「ちゃっかり」などの小さい「や」「ゆ」「よ」「つ」等です。
これらは通常の仮名を入力した後で「゛゜小」キーをタップします。
例えば小さい「や」を入力したいとき、「や」をタップしたあとで「゛゜小」キーをタップすると次のように表示されます。
指を画面から離さず上にスワイプすると「ゃ」が入力できます。
少し簡単に入力しようとするなら、「や」をタップしてから「゛゜小」キーで上フリック操作です。
3.濁音、半濁音
これは「ば」「ぱ」のように濁点の点々や半濁点の丸がついた仮名のことです。
実は、これは上記の「拗音と促音」と同様の操作です。
下図は「は」キーをタップした後で「゛゜小」キーをタップしたときの様子です。
左側に濁音の「ば」、右側に半濁音の「ぱ」が表示されています。画面から指を離さずに左にスワイプすれば濁音の「ば」を、右にスワイプすれば半濁音の「ぱ」を入力することができます。
少し簡単に入力しようとするなら、「は」キーをタップした後で、「゛゜小」キーを左フリック操作をすれば濁音の「ば」を、右フリック操作をすれば半濁音の「ぱ」を入力できます。
4.句読点
句読点という節にしましたが、「、」「。」だけではなく、「!」と「?」も一緒になっています。
キーボードの右下の方に、「、。?!」というキーがあります。
下図はこのキーをタップしたときの様子です。
つまり「、。?!」キーをタップしただけなら「、」、左にスワイプすると「。」、上にスワイプすると「?」、右にスワイプすると「!」が入力できます。
もう少し簡単に「。」「!」「?」を入力するには、「、。?!」キーで左フリック、上フリック、右フリック操作をすればOKです。
これだけ知っていれば、殆どの仮名を入力できると思います。