スマホでは、画面上で指を動かすことでスマホに希望の動作をさせます。
画面上での指の動かし方に応じてスマホの画面に表示されている内容は変化します。
画面操作で重要なのは、指で触る位置と触り方の2つです。
指で触る位置は、画面に表示されているボタンや入力枠、表示されている内容には関係なく画面のどの辺という具合で、スマホに期待する動作の場面により変わるので、ここでは割愛します。
画面の触り方は以下のように数種類あり、それぞれ名前がついています。一般的にはこれらの名前を使ってスマホの操作を説明します。これ以外にもありますが、基本はこれらで十分だと思います。
初めての場合は面倒だと思いますが、触り方の名前と指の動作はしっかりと覚えてください。
- タップ:画面を軽く1回触る。
- ロングタップ(長押し):画面の1か所を数秒触り続ける。
- ダブルタップ:画面を軽く2回触る。
- スワイプ:画面上の1点を触り、そのまま別の位置まで動かした後で画面から指を離す。
- フリック:画面上の1点を触り、そのまま特定の方向に指を弾くようにして画面から指を離す。
- スクロール:スワイプと同じ指の動作。画面の表示内容を指の動きに合わせて(主に)上下させる。
- ドラッグ:スワイプと同じ指の動作。画面中の特定の部品を別の場所に移動させる。
- ピンチイン:日本の指で画面上の2点を触り、指の間の距離を広げる。表示内容を拡大させる。
- ピンチアウト:日本の指で画面上の2点を触り、指の間の距離を縮める。表示内容を縮小させる。
- …
ウェブで検索すると色々と出てきますが、こちらのウェブページを一例として挙げておきます。
よくある画面操作の失敗例
「タップ」は一番シンプルな操作なので簡単だと思うかもしれませんが、初心者には意外な落とし穴があります。
タップの瞬間に指が画面上で滑ったり、指が転がるように動いたりすると、タップ以外の操作であると誤判断されることがあります。(転がるようにとは、例えば指の腹の左から右へと画面に触れている部分が動くことを意味します。)
普通にタップ操作をしているはずなのに、その通りにスマホが反応しない場合は、このような微妙な指の動きを気にしてみてください。
更に難易度が増すのはロングタップです。操作を躊躇して指が震えたりすると、スワイプするつもりなのかと判断されることもあります。
そうは言っても、画面上で指が厳密に静止している必要はなく、ある一定の範囲内に動きが収まっていればスマホが適切に判断してくれるので、むやみに緊張する必要はありません。