充電ケーブルというのは、スマホを充電するコードのことです。
通常は両端がUSB端子になっているのでUSBケーブル、USB充電ケーブルということもあります。
スマホだけではなく、タブレットも、そして最近はパソコンでもUSBケーブルで充電できるものがあるので、USBケーブルはスマホ専用のものではありません。
USBケーブルについて色々と話をしようとすると随分と奥が深いので、今回は「充電専用」と「充電+通信可」という分かりやすそうな話題に絞っていきます。
1.USBケーブルと「USB」
USBケーブルには両端にUSB端子がついています。
これらのUSB端子はそれぞれ別の装置のUSB端子に接続し、その装置間で行う通信を媒介するするものがUSBケーブルです。
そもそもUSBというのは、英語で Universal Serial Bus という規格の略語です。「Universal」とあるように「汎用」的な目的で設計されているので、USB端子はスマホだけでなく、パソコン、プリンター。キーボード、マウス、スキャナー等色々な装置についています。
2.充電専用USBケーブル
これはUSBケーブルを購入しようとするとパッケージ上に書かれているものがあり、目に入ってくる言葉です。
これらはその言葉通り充電する能力に特化して開発されたUSBケーブルです。
USBケーブルの中でも特に電源の配線を強化しています。でも、それだけではありません。
「充電専用」という名称から想像できるかもしれませんが、通信をする配線は入っていません。
通信できないと何か困ることがあるのでしょうか?
スマホを使っている人の中には、スマホの写真をパソコンにコピーするときにUSBケーブルを使っているかもしれません。
このような用途では充電専用USBケーブルは使用できません。
パソコンとのデータのやり取りをいつもWi-Fi経由で行っているとか、USBケーブルは充電以外の目的に使っていなければ、何の問題も無いと思います。
3.通常のUSBケーブル (充電+通信可)
これはUSBケーブルとしては特に何の制限もないので、購入時に特に心配することはあまりありません。
但し、安いものの中には充電の機能が弱めのものがあります。そのようなケーブルで充電しても、スマホに供給できる電力が小さいので、充電には非常に長い時間がかかります。
充電するときにも使用するつもりで購入する場合には、何A(アンペア)まで流せるのかよく確認するように注意してください。2A-3Aあれば実用上は特に問題ないと思いますが、急速充電できることが特に気になる場合にはお店の人によく確認した方がいいと思います。