最近では状況がだいぶ変わってきましたが、スマホには「機内モード」というものがあります。
飛行機の中では、機内の機器に影響を与えないように、電波を発するものは使用しないというルールに則って用意されたモードです。現在では離着陸時を除いて機内のWi-Fiを使うことができるので一切使用できない訳ではありません。
機内モードにすることでOFFになるのは次の3つです。
- 携帯回線
- Wi-Fi
- Bluetooth
機内モードにすると上記3つがOFFになりますが、Wi-FiとBluetoothは機内モードのまま再びONにすることができます。
スマホの操作の中でも割と使われてきたものの一つなので、スマホの設定を起動しなくてもスムーズに操作できる仕組みも用意されていますが、今回は設定を使っての具体的な操作を示します。
1.スマホの「設定」で「機内モード」を操作
いつも通り、まずは設定を起動します。下図のようなアイコンをホーム画面かアプリ一覧画面でタップしてください。
すると次のような画面になります。
一番上にある「ネットワークとインターネット」をタップしてください。すると画面が切り替わって、下図のようになります。
この画面の真ん中から少し下に「機内モード」が見えるでしょうか?
その右端に下図のマークが見えます。
これは「トグルボタン」といって「ON」か「OFF」の状態を表します。グレーの場合は「OFF」です。
下図にトグルボタンが「OFF」のときと「ON」のときを示します。
このように、グレーのときは「OFF」、青くなっているときは「ON」です。よく見ると円の模様があって、OFFのときには左側に、ONのときには右側に移動していることが分かると思います。
トグルスイッチのパーツでは、この丸を左右に移動させることで状態が変わったことを表していて、視覚的に分かりやすいようにONの場合には青い色で目立たせています。
ここで話を元に戻します。
先程の「機内モード」はトグルボタンがグレーになっているので機内モードがOFFの状態であることが分かります。
では機内モードの部分をタップしてみてください。タップする場所は、下図の赤い枠で囲んだ範囲内ならどこでもOKです。
すると、次のようにトグルスイッチの表示が変化したと思います。
これで機内モードがONになりました。
ここでインターネットに繋がるかどうかを確認してみると、繋がらなくなっていることが分かると思います。これは機内モードがONになった瞬間に、携帯回線とWi-FiがOFFになったからです。
また、Bluetoothを使っているならば、ペアリングしたデバイスとの接続が切断されていることも分かると思います。これも機内モードがONになった瞬間に、BluetoothがOFFになったからです。
この状態のままWi-FiやBluetoothをONにすることができます。Wi-FiをONにする方法はこちらを参考にしてください。
機内モードをOFFにするときは、再度「機内モード」をタップしてください。そうするとトグルスイッチの表示がグレーに戻り、OFFになったことが確認できます。
今回はスマホの設定を使った機内モードのON/OFFについて話しました。もっと簡単に操作する方法については別途紹介します。