スマホメーカーごとの違い

Androidスマホメーカーは結構たくさんあります。

日本で流通している代表例を順不同で挙げてみると、ソニー、富士通、サムソン、LG、シャープ、OPPO、シャオミ、ASUS、ZTE、Google、モトローラ等でしょうか。まだありますが、まずはこれくらいで。

初心者がスマホを購入しようと携帯会社や電器屋へ行くと、スマホがたくさん並んでいて、どれもきっと色々な違いがあるのだろうと想像してしまい、一体どれを選んだらいいのかと迷うことがあると思います。

初心者へのオススメは、できるだけ人気が高く、よりたくさん売れている(売れていそうな)ものを選ぶ、ということです。その理由は、利用者が多ければ多いほどインターネット上に質問や回答が多くなりますし、携帯会社や電器屋でも問い合わせが多くなるからです。その結果、スマホを購入した後で何か困ったことがあっても、インターネットやお店でより簡単に所望の回答を探すことができると思います。また、深刻なセキュリティ上の問題が見つかったときには、より早くメーカーの対応が実施される可能性が高いと期待できます。(あくまで「期待」だけですが…)

さて、AndroidというのはAndroidスマホが使用するの基本的なソフトウェアで、Googleという会社が開発しています。GoogleはAndroidを使った独自のスマホを開発・販売もしていて、Google製のスマホには「素のAndroid」が搭載されています。

その他のメーカーでは、素のAndroidをメーカー毎にカスタマイズしてスマホに搭載して販売している場合が多いです。もちろん各メーカーが提供しているインターネットサービスを利用してもらいやすくするという目的もありますが…。

ちなみに「カスタマイズ」というのはGoogleが開発した「素のAndroid」に各メーカー独自の機能の新規追加・削減・表現や表示の変更をするということです。

このカスタマイズは、各メーカーのスマホの独自色を出したり、更に便利になること等を目指した結果なのでどれが良い悪いというものではありません。実際は慣れの問題なので、どのスマホを選んでもしばらく使っていればあまり気になるものではないと思います。ただ、別メーカーや別シリーズのスマホに買い替えるときには、新しいスマホに慣れるまでの時間が若干必要になります。

使用感に色々とこだわりたい部分がある場合には、その目的を達成するために新しいアプリをインストールして自分なりの使用感を目指すことができる可能性があります。その為にはGoogleプレイストアで検索した様々なアプリを試してみる必要があるかもしれません。

各メーカーのカスタマイズの話に戻ると、実はこのカスタマイズがあるおかげで、あるメーカーのスマホにはこんな機能や設定があっても、別のメーカーには相当する機能や設定がないことがあります。

従って、自分が持っているスマホについて詳しく知りたいとか、疑問点を解決したいというときにはメーカーが作成したマニュアルか、自分のスマホと同じ型番のスマホを説明した書籍を見るのが一番だと思います。

それでもスマホの使用に慣れてくれば、インターネットで知りたいことを検索して問題解決方法を調べ、自分のスマホに応用することができるようになるはずです。